Hafa Adai (サイパン旅行記)

Hafa Adaiは現地の言葉で「こんにちは」です。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目

 1998年10月30日から11月3日まで、ちょっとだけ休みをもらってサイパン(アメリカ合衆国)に行ってきました。その模様をお伝えします。サイパンに行った人、知っている人もいるかもしれませんが、まずサイパン島について説明します。場所は、日本の関東地方から南へ伊豆諸島、小笠原諸島と続き、その延長上にあります。(時差:サイパンが1時間早い)北マリアナ諸島の一部で、緯度的にはフィリピンと同じぐらいです。名前の通り近くにはマリアナ海溝があります。(マリアナ海溝と聞くと、中学校の社会科の先生が「こかー深けーけー落ちたら上がってこれんで!」と言って教えてくれたのを思い出します)

 気候は一年を通じて日本の夏程度で, 雨期と乾期があり7~11月が雨期にあたりますが、雨期といっても晴れの合間に一時的なスコールが来る程度です。私が行った時も雨期にあたりますが、雲で日差しが緩んだり、お湿りがあったりで、気温的には雨期の方が過ごしやすいかもしれません。滞在中の最終日は、快晴に恵まれすぎ日本の真夏状態でした。

 言葉は、アメリカなので勿論英語ですが、観光客を相手にしている商売の人は殆ど日本語が話せます。日本人スタッフも多いので、言葉はそれほど困りません。前置きが長くなりましたがいよいよ出発です。

1日目(10月30日 金曜日)出発!

 関西空港を夜9時の出発のため、1日目は移動のみでした。時間に余裕があるため、本当は全て関西空港まで在来線で行きたかったのですが、新大阪に着くころが夕方なので、大きな荷物を持って帰宅ラッシュに会っちゃたまらんてことで、新大阪まで在来線で、新大阪から「特急はるか」で行きました。別にサイパンでなくても、関西空港には今後も行く人がいると思いますので説明しておきますが、「特急はるか」にはあまりメリットを感じません。(良い子のみなさんにはわかっていることと思いますが、念のためリンスの効き目ではありません) なぜなら遅いからです。在来線の快速と殆ど変わりません。おまけに1時間程度の短い時間しか乗りません。快速にも確か指定席があったような気がします。こっちのほうが絶対お得です。コンチネンタル・ミクロネシア航空

 出国手続きを済ませ、余った時間で関西空港内を散策。大阪限定たこ焼き味ジャンボポッキー、たこ焼き味柿の種に土産の狙いを定め、関空オリジナルプリクラで記念撮影。3時間半のフライト後、サイパン空港より、滞在中ずっとお世話になるアクアリゾートホテルへ。(実はもう2日目)ポーターにチップを渡そうとしましたが、まだ日本円しか持っていなかったので、100円玉を「ワンダラー、ニアイコール、ジャパニーズえん」といって差し出しました。「いやいや、そがーなんいらんけー」と言ったんだと思いますが、無理やり手渡し、自己満足に浸りながら床につきました。

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2日目(10月31日 土曜日) 晴れ時々スコールスコール)

 まずは島内観光。(ツアーに含まれていた)

バンザイクリフ     マッピ山
☆ バンザイクリフ

 岬の断崖絶壁(高さ約80mのえぐれたがけっぷち){左の写真}太平洋戦争中、日本兵が「天皇陛下バンザイ」と言いながら身を投げたことから名がついたそうです。(馬鹿なことを…)ここから見るマッピ山がエアーズロックっぽくてなかなか結構でした。{右の写真}

ラストコマンドポスト バードアイランド
☆ ラストコマンドポスト

 マッピ山の洞窟を利用した、日本軍の司令部跡。戦車や大砲がそのまま残してあります。合同慰霊碑?もこの場所にありちょうど慰霊祭?の日に当たったらしく、観光客とは違う日本人が多く集まっていました。ちなみにさっきから写っている、この人は現地の人でなく女房です。

☆ バードアイランド

 島には無数の穴があいており、その穴を住みかとする海鳥が多く住む島。別名「月見島」と呼ばれ、月の名所として知られ、その美しさはサイパン三景のひとつと言われています。残念ながら夜
は行っていません.

ハローウィン  次に、島内観光とセットになっていた免税店へ買い物に。私はみなさんへのお土産と自分へのビーフジャーキーを買っただけ。女房はブランド品が安いといって買っていたが、「そりゃー元が高すぎるんじゃないの」と言いたい。

 買い物を終え、サンセットクルーズまでまだ時間があるので、特に用事はないけど、サイパンで一番大きいショッピングモール「ラフェスタ」に行ってみました。ちょうどハローウィンだったので、このラフェスタでも夕方から夜遅くまで、ハローウィンのイベントが予定されていました。それに向け仮装した子供達が次々に集まって来ていたので、カタコト英語で話し掛け一緒に記念撮影。

 夕方から、サンセットディナークルーズに。残念ながら夕方からくもり時々雨の天気で、サンセットは見ることができませんでした。でも、クルーの人達がとても陽気で、しかも日本語で歌やおしゃべりしてくれるので楽しかった。(これ、英語でしゃべられたら楽しさ半減してたと思う)女房はクルーの人が歌ってくれた「涙のキッス」にいたく感動していたようです。なかでも客参加型のダンスに参加し踊ったのが楽しかった。ああいうのはやっぱり参加して楽しむもんだなと実感。

 ホテルへの帰り道が、それまで全くガラガラの道だったのに、ラフェスタのハローウィンに向かう車で大渋滞となっていました。こんだけの島にこんだけの車がどこにあったのって感じ。ホテルに着いて、ホテル前のよろずやでビールの買出し。(ホテルの冷蔵庫から飲むと4倍ぐらいする)店のおばちゃんがフィリピンの「サンミガエル」が日本人にも評判が良いと言うので買ってみました。確かに口当たりが良くて、滞在中このビールにはまりっぱなし。(日本のビールもあったが外国用に味が変わっているし高かった)ちなみに「サンミガエル」約350mlが$1強(当時の日本円で130円程度)。今度、ビール亭に行ったら探してみよう!(ビール亭とは、世界各国のビールが置いてあるビアホール)このページの先頭に戻る

 

 

3日目(11月1日 日曜日) 晴れ時々スコール(スコール)

マニャガハ島      この旅行の一番の目的、マニャガハ島へ。この島は、昨夏のテレビドラマ「ビーチボーイズ」のオープニングで出ていた島らしい。また、私達の泊まったホテルはロケに使われただけでなく、俳優やスタッフが滞在したホテルだそうだ。旅行に行く前、ホテルの名前を聞かされたとき、女房は不満そうだったが、この話を聞くと途端に自慢気でした。

 マニャガハ島は、サイパン島から遅い船で20分程度の近いところにあります。船で行く途中、うみがめが歓迎の出迎えをしてくれました。島に着いて、まずシュノーケリング。サイパンは魚の種類の多さでは世界的に有名だそうで、海には色んな魚がいっぱい泳いでいました。ただ、珊瑚は有るのはあるけどあまりきれいではありませんでした。以前フィジーでシュノーケリングをしたことがありますが、そっちは比にならないほどきれいでした。(まあ、場所によると思いますけど)

 次に、アクアノーツ。これは宇宙服の頭の部分だけのようなもの(ヘルメット)をかぶって、海底散歩するというものです。このヘルメットがなかなかの優れもので、ヘルメットについたホースでヘルメット内には常に新鮮な空気が海上から送られてきます。重さも海中で体が下に沈む程度でかつ、重過ぎないように設計されています。また、人間がこけても大丈夫なようにヘルメット自体が直立するようになっています。海上ではヘルメットが重い為、海に入る直前でヘルメットをかぶせてくれるので、ダイビングだと女房みたいに、いざボンベを背負って海に入りましょうといった時に、立ち上がれないといった心配もありません。これができるのは、まだ世界で2箇所だけだそうです。でも、入る直前に「事故があっても知りませんよ!」なるものにサインをさせられます。 珊瑚と魚たち
アクアノーツ  いやーまた前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ潜ってみましょう! 船からのはしごを使って水深6mまで降ります。途中一回ツバを飲み込んで耳抜き。ヘルメットのせいかそれ程耳への圧迫感はありませんでした。海底は砂地で近くに珊瑚礁がありましたが珊瑚は、シュノーケリングで見たものよりは良かったけど、やっぱりフィジー程ではありません。魚は既にカラフルで色んなのがそこら中を泳ぎまわっています。スタッフが変わったヒトデやらナマコやらを説明しながら手渡してくれる。自然のものを触るのは勇気がいるけど、手渡してくれるものなら安心して触れる。(写真はまんじゅうヒトデ)
 次にスタッフがえさを手渡してくれるので、それを手のひらに置き、中指,薬指,小指で押さえ、ちょっとずつえさをのぞかせながら魚に与えます。魚だらけで殆ど前が見えません。小さい魚がつつくのは心地よいけど、大きい魚のはちょっと痛い。魚がえさを食っているときに、人差し指と親指で魚を捕まえることもできます。5匹捕まえました。女房はと見ると、あんまり魚が寄ってくるので怖がってえさを投げ捨てていました。おいおい。あっという間の充実した15分間でした。超感動!超おすすめ!

 サイパン島へ戻って、夕食と買い物を兼ねて、サイパン銀座とも呼ばれる(呼んでいたのは私だけですが)ガラパンへ。あしたの着るもんがなくなったので(初めっから買うつもりではいた)、前日下見しておいた韓国人の店へ。値切りに値切って、Tシャツ$15→$9、海水パンツ$18→$10。下着のパンツも買いたかったけれど、売っていなかった。なぜ? あっ!勘違いされちゃあ困るので一応言っときますけど、趣味用じゃあなくて自分の実用のパンツです。ラーメン

 夕食は、現地の「チャモロ料理」を食べようと思っていましたが、JTBの女の子がはっきり「まずいですよ」というのでやめて、その子の勧める「海賊」という居酒屋へ。行く途中、「チャモロ・リョウリ、イカガデスカ?」と客引きに誘われたが、行く気もない上に、客引きがいる方が返って怪しく思え、ますます行く気も無くなり「今日の店は決めてるから」と断り「海賊」へ。ここは日本の居酒屋と変わりなく、客も殆ど日本人でした。そのJTBの子(現地滞在)はきっと日本食に飢えていたのでしょう。こういう店なら日本に帰ればいつでも行けたのに…。私達の後に、興味本位でか白人の団体が入ってきて、めいめいに注文し、ひとくち食べるごとに、みんなに感想を話していましたが、最後にラーメンをフォークで食べていたのには驚きました。

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4日目(11月2日 月曜日) 晴れ

 今日はアクティビティーいっぱいのPIC(パシフィックアイランドクラブ)へ行きますが、その前にホテルでサイパン版スピード宝くじを売っていたのでチャレンジ。日本と同様に、銀色の部分を削るタイプ。あちらはご親切にも削る用のスティックまで付いてきます。

スピード宝くじ      1枚削ってみたが、どうなれば当たっているのか分らず、カードを見たって英語で分る分けなく、ホテルの日本人スタッフ(結構美形の女性)に聞いたが、見るからに上品そうで知ってなさそうでやっぱり分からないので、現地人のスタッフに聞いてくれて、次々に人が集まってみんなして教えてくれました。(多分美形日本人スタッフが目的で現地のスタッフがいっぱい集まったんだと思う) 結局、金額が8個書いてあって、そのうち3つが 同じ金額なら、その金額が当選金額というわけ。(なーんだ、ラッキー3みたいなもんか)残りは後で削りましたが、10枚を$12で買い、$2$201枚づつ当たり$22。へへへ。

 

 そうこうしてるうちに、PICの金髪のスタッフがビキニでお迎えにやってきました。(ちょっとワクワク)しかし、このお姉さん容赦無しに英語のみの波状攻撃。しかも早口。(フィジーではこれが当たり前だったが、サイパンのぬるま湯にどっぷりつかりかけていたので強烈に感じた)おかげで、私達だけロッカーの場所の説明を聞き逃し、あさっての方でうろうろ。

 さて、いよいよアクティビティーの開始です。

ボディーボード

 波に乗るのではなく、斜面の下から勢い良く出てくる水の上を、あたかも走っているような感じでボードを操作します。当初4回ぐらいは、すぐに水の勢いに流されてしまいましたが、それ以降はコツを掴み、ボードの上に正座ポーズで、右へ左へスイスイ。これは超おもしろかった。

フリークライミング         

 反り返った壁を素手で登っていきます。高さ10mぐらい。掴んだりする突起物は所々用意してあります。レベルが4つあり、スタッフが冗談で超上級を勧めるがまず初級コースへ。これは楽勝。次に中級をやろうとしたがスタッフが「初級と同じ」だというので、「ほんまかー」と思いながらも反論する英語が見つからないので、飛ばして上級へ。突起物の間隔が広いのは見ただけで分っていたが、自分の体がこんなに堅くなっているとは分っていなかった。足なんか開きゃあしない。おまけに突起物が掴みにくく手に力が入らない。2,3回命綱で宙吊りになりながらも成功。終わったときには足ガクガク状態。

アーチェリー

 ビシッと真中へ。女房も山なりでやっと真中へ。スタッフと大騒ぎ。

パターゴルフ

 そこいらのと同様。1回だけホールインワン。

ローラーブレード

 初体験。子供のときアイススケートでこけてもあまり痛くなかったけど、大人になってからこけた時、ものすごく痛かったので、気をつけて滑りましたが、慣れた頃が一番危ないんです。やっちゃいました。

シーカヤック

 ただ疲れました。

水上の浮き橋

 50cm四方のフロートが10個並んでいて、芸能人の水泳大会で良く使われ、不安定で大概途中で落ちるやつ。私より女房の方がバランス感覚がいいのに、私の方が先に成功。女房悔しくてトライトライ。またトライ。私ひたすら待って、やっと成功してくれる。

 
 夕食を食べに、再びガラパンへ。昨日のチャモロ料理の客引きのお兄さんに「またまたお姉さん会いましたね。今日こそは来てくれるんでしょ」と女房に寄ってきたが(こいつ覚えとったかと思いながら)「まだ買い物があるから」と断って、多国籍料理の「イージーキッチン」行きました。英語ばっかりだったらどうしようかと思っていましたが、オーナーが日本人で、店員も日本語OKで、料理も上々でした。ホテルへの帰り道、バスの中で現地の人に話し掛けられ、いろいろ話している間にマイクを差し出すので何かと思えば、その人はラジオ局のDJで、街角インタビューして歩いていたそうです。それを聞いて女房しゃべるしゃべる、しゃべるしゃべる。明日放送すると言っていましたが、明日の朝6時出発すると言ったら、そりゃあ早すぎて聞くことはできないらしい。残念。このページの先頭に戻る

 

 

5日目(11月3日 火曜日)

 今日は帰るだけです。帰りはグアム経由の関西国際空港行きです。グアム行きの飛行機は、サイパン経由のグアム行きらしく、飛行機に乗ったときには既にぐったり疲れきった外国人がいっぱい乗っていました。どっから来たんだろう?隣の席には東南アジア風の少年が座っていました。飛行機が苦手なのか、離陸時に外人特有の大きなリアクションでそれが分りました。しばらくしたら落ち着いて、ヘッドフォンで何かを聞いていたが、ヘッドフォンを差し出すので聞いてみると、日本の最近の歌謡曲が流れていました。私達が日本人だと分ってのことか、偶然なのかは分りません。どちらにしてもそれで心打ち解けました。

 わし「Where are you from?」

 少年「Hawai」        (この飛行機、ハワイから来たのか)

 わし「Sightseeing?」

 少年「No.ペラペラ〜〜〜ペラペラ」(おいおい、こっちゃ−日本人なんじゃけー、ちーとは気―使こーて喋れっちゅーの。大人は気を使ってくれるが、子供は容赦ない)

 何言っているかさっぱり分らないので、英語担当の女房に交替。(ちなみに私は岡山弁担当)どうやらグアムで働いているお父さんに会いに行くらしい。お近づきの印に、ホテルで出されたミントチョコとハローウィンで大人のくせに貰ったキャンディーを少年にあげました。

 旅行としては、日本から3時間半だし、時差も1時間しかないのでとても楽でした。(日本に着いてから自宅まで5時間かかっているけど)治安は良いし、現地の人は陽気で、明るく、海は最高にきれい。冗談で「老後は永住しようか?」と女房に言ったら、すっかり本気にしてしまって、「日本の年金貰える?」とか「仕事何する?」とか言っています。帰国して1週間後には、「老後のため」とか言って、講師を招いて英会話の勉強まで始めました。

それでは、「サイナラ、サイナラ」

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